2009年5月22日金曜日

インサイドフラッギング再考

ブログのタイトルを思いつきで「インサイドフラッギング」にしたため、その後このなんとなく使いにくいムーブを意識するようになった。

最近では自然とインサイドフラッギングが出るようになってきたのだけど、その次のムーブでひとつ前のインサイドフラッギングが無駄だったことに気づくこともある。たとえば、

  1. インサイドフラッギングで次のホールドに手を伸ばす
  2. 流していた足を次のフットホールドへ
  3. 次のホールドが遠いので足を踏み替えてダイアゴナル

というムーブをした場合、結局3.で足を踏み替えている。これは次のように1.で足を踏み替えた場合と比べて、結果的に足数は等しいため利点がないように思える。

  1. 足を踏み替えて次のホールドに手を伸ばす
  2. 流していた足を次のフットホールドへ
  3. そのままダイアゴナルで次の遠いホールドへ

つまり、次のムーブで足の踏み替えが発生しない場合(もう1回インサイドフラッギングとか、片足を切ったまま正対デッドとか)だと、足数がひとつ減るためインサイドフラッギングは正解だったということになると思う。

別にインサイドフラッギングが無駄になったとしても、足数は使わなかった場合と等しくなるだけなので、インサイドフラッギングでいけるならとりあえずやっておけばいいのかもしれない。

インサイドフラッギングの利点は、足の踏み替えが省略できることにのみあると思っていたのだけど、そもそもそれが間違っているのかもしれない。ということで調べてみた。Webページで一番わかりやすかったのがこちら。

つまり、足の踏み替えが省略できる、と。

さらにフリークライミング (ヤマケイ・テクニカルブック 登山技術全書)によると、

つま先で壁を押すようにすると左右の足の間に微妙なオポジション効果が生まれ、アウトサイドよりさらに安定し、ハンドホールドの位置によってはレストもできる。

と書かれている。足の踏み替え云々については一言も触れられていないけど、ムーブそのものの説明なので、その結果である踏み替えの省略については言及していないだけだろう。

それよりも重要なのはアウトサイドよりさらに安定するという点だ。そもそもアウトサイドと比較するのがよくわからないのだけど(使いどころが違うと思う)、場合によってはレストもできるくらい安定するものらしい。まだそんな経験ないけど。

さらにさらに、ジムに置いてあるかんたんフリークライミングでも調べてみたのだけど、アウトサイドフラッギングについてさえ言及されていなかった。初心者向けの本だから仕方ないか。

(追記)意外にもクライミングJOY No.1に詳しく書いてあった。基本的には上記のとおりなのだけど、ハイステップなど正対ムーブのあとや、ホールドがサイドプルやアンダーのときに使うことが多いとのこと。

(追記)小山田大 DVDでボルダリング平山ユージ DVDでクライミングでも確認してみた。動画だとイメージはつかみやすいけど解説はあまり詳しくない。

まとめ

ということで、当初の理解で大きな間違いはなかったということになると思う。以下に簡単にまとめてみる。

何をするときに使うのか
  • 次の一手をスタティックに出す
  • クリップ
  • レスト
どういう状況で使うのか
  • そのままの足ではバランスが悪くカウンターバランスが必要
  • フットホールドの位置が低いためアウトサイドフラッギングは使えない
  • 踏み替えでもいける
  • アウトサイドフラッギングでは地面に足がついてしまう
何がうれしいのか
  • 足の踏み替えが省略できて省エネ
  • とても安定する(らしい)

(追記)インサイドフラッギングでしかできないムーブもあった。詳しくはインサイドフラッギング補足の追記部分を参照。